広がるマスメディアの世界 4
1956年には各映画会社は進んでテレビ用映画を制作し、また1948年までの2000本近い旧作映画の上映権を売りました。
営業用カラーテレビが放送を開始したのは1953年12月からでしたが、その普及はRCAなど主力メ;カーの期待に反して、きわめてゆっくりしたテンポで拡がりました。
ようやくカラー用TVセットの普及が100万台に達したのは1962年で、3大ネットワークが全面的なカラー放送に踏み切ったのは、カラー用テレビの保有台数が500万台になった1965年です。
こうして1967年には、全家庭の95%がカラーであれ、白黒であれ、少なくとも1台のセットを所有し、25%が2台またはそれ以上を所有していました。
1~2月のシーズンになると、テレビの視聴時間は1週44時間にもなり、番組あたりの潜在的視聴者数は8300万から8500万人と推定されるようになりました。
・・・このようにテレビが普及してくると、もはや視聴者は単なる個人の集まりではなく、「市場」を形成します。