リンパの流れ 4
呼びだしがあれば、どんな時刻であろうと往診にでかけました。
戦争が終わって、医師たちが帰ってくると、わたしはシンシナティにオステオパシーの治療室をもちました。
はじめの3か月は患者がひとりもこなかったのです。
ただじっと待っているだけで、本ばかり読んでいました。
・・・あるとき、通りをへだてたところにある理髪店に近所の司祭が散髪に行き、店主にわたしのことをたずねた。
店主は知らないと答えました。
そこで司祭はわたしの治療室をおとずれ、自己紹介をしました。
わたしたちはすぐに意気投合して、川をわたったケンタッキー州のナイトクラブで夜をすごすようになりました。
その司祭がわたしの福の神でした。
・・・というのも、司祭の紹介のおかげで、それ以来、無為の時間をすごすごとはなくなったからです。